ティムロビンスに激似

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のティムロビンスに激似のレビュー・感想・評価

3.5
デデーン!と同じみのテーマが流れ、あらすじがスクロールした瞬間に、もう大満足。
個人的には幼い頃に繰り返し観たスターウォーズへの思いは強いので、賛否両論ある旧3部作(EP4〜6)へのオマージュに関しても「そうそうこれこれ!」という充実感に満たされた。

ストーリーは突っ込みどころ満載だし、確かに旧作でやっていることの繰り返しではあるのだが、それをスターウォーズシリーズに言ってしまうのは「野暮」てなものだ。
少なくとも、今回の「フォースの覚醒」について言えば、ゴールデンパターンというか、水戸黄門的というか、「お約束」満載のファンサービスとしては十分だったのではないだろうか。

それにしても、本作での「残党」の描き方は、アメリカ映画的というべきだろう。
本作ではエピソード6で壊滅したと思われる銀河帝国の「残党」が新たに「ファーストオーダー」を組織し、再び銀河で猛威をふるっている。
機動戦士ガンダムに例えるなら、この「ファーストオーダー」は、1年戦争で敗戦したジオン公国の「残党」のアクシズやデラーズフリート、国家として成立しているのならネオ・ジオンに該当すると思われる。
一方で、主人公側の共和国勢力は「レジスタンス」という名で「ファーストオーダー」と対峙することになる。
こちらはガンダムで言うところの地球連邦政府(またはエウーゴ?)に該当しそうだが、どうもしっくりこない。

我々日本人の感覚では「残党」といえばかろうじで残った兵力で、多数派の勝戦国にゲリラ戦を仕掛ける勢力というイメージだ。
本作では「ファーストオーダー(第一秩序)」を名乗る帝国の「残党」に対し、「レジスタンス(抵抗勢力)」を名乗る共和国側が抵抗するという構図になっている。

「ファーストオーダー」は相変わらず統一された軍規に基づき、標準化された装備をまとったストームトルーパーたちが、強力な兵器とともに侵略をしてくる。兵器はどれも洗練され、ひたすら強い。あんたら本当に「残党」でっか!?

一方で「レジスタンス」はイマイチ統一されてない装備を身にまとい、「ヒャッハー」とばかりに、オンボロ兵器で行き当たりばったりな特攻作戦を仕掛ける。んで、これが見事に成功しちゃう。ほんまかいな!?

やっぱり、アメリカ映画にとっては、明確な悪は強大な悪として君臨していてほしいということなのだろう。
まあ、スターウォーズはこうでなきゃ!
あと、レイちゃんとチューイにBB-8萌え。
(個人的には本作はエヴァンゲリオンで言うところの新劇場版「序」で、次回からは「破」「Q」並みの展開を期待…ないか…)