みつば

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のみつばのレビュー・感想・評価

3.5
帝国軍に勝利した30年後、最後のジェダイであるルークは姿を消していた。帝国軍の残党ファースト・オーダーが再び銀河を支配しようと動き始め、レイアはレジスタンスを結成し敵に立ち向かう。

ショックが心配で、あまり期待せずに見ました。旧作時代に生まれてない私がいろいろ言えませんが、残念ながら、私は最高に楽しめたとは言えません。
やってることが同じになるのは仕方ないし、今までのファンも新規のファンも楽しませなければならないというのは、かなり大変なことだと思います。
加えて、慣れや新キャラクターへの愛着がまだ沸かないこと、新シリーズ1作目で、それぞれを紹介してまとめる作品でもあり、まだこれから、これ自体も"first step"だというのももちろん分かってはいますが…

今まで使ったロケーションはほぼ全て盛り込み、旧作ファンがニヤリとする細かいオマージュ、もちろんハン・ソロの口癖と、嬉しくなる部分はありがたかったけど、思い出アルバムのような雰囲気で、"これから"というわくわく感がもう少し欲しかったです。
そのため走って逃げるシーンばかりが印象に残ってしまいました。
Star Trekはすごく興奮できてJJ・エイブラムスすごい!と思ったのに、映像のセンスのよさはそのままでも、ところどころの芝居がかった演出と、簡単に予想できる展開(仕方ないかもしれませんが)、そして時々Star Trekなシーンが入るのが気になることもありました。

びっくりなのは、レイがあまりにも簡単にライトセーバーを使えたこと。ルークの訓練は何だったのか…
そしてストームトルーパーがスカウト制になっていた!感情をあらわに喋る姿が衝撃的。もうジャンゴ・フェットのストームトルーパーはいないのですか?スカウト制だと中身のないクローンに比べて訓練が大変そう。

レイの覚醒へのわくわく感は薄れましたが、カイロ・レンの悪役としての成長には少し期待を持てました。
まだ小物で感情的だし、ベイダーのように身体的理由からマスクを被っているわけではないところが、どこか子供っぽくジャイアン感が残る雰囲気で応援したくなります(笑)
ベイダーのテーマはもう聞けないかと思っていたら、ちょこっと聞けたのは嬉しいところ。
その他レイがAT-ATに住んでいたり、ソロの口角をクイッと上げるあの表情など、スター・ウォーズ旧作の主人公はハン・ソロだと思ってる私には嬉しかったです。

文句は書きましたが、またスター・ウォーズシリーズが始まったこと、何と言ってもあのテーマ曲が劇場で聞けるということはやっぱり嬉しいですね!