こじこじこじか

ダラス・バイヤーズクラブのこじこじこじかのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
4.0
1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売し、アメリカのHIV患者が特効薬を手にできるよう奔走した実在のカウボーイの半生を映画化した人間ドラマ。

CD4数が一桁って即入院レベル。かなり体調は悪かったんだろうが、HIVに感染していてもAIDSを発症していなかったのが凄い。いや、あの咳はニューモシスチス肺炎だったのかも。兎に角、ロンの生命力に驚かされる。HIV患者のために奔走する彼を突き動かしたものは一体何だったのか?

AZTはHIV患者にとって当時は夢の薬だった。しかし、暫くして単剤での治療は耐性化を起こしてしまい直ぐに効かなくなってしまうことが分かる。今は治療も進歩して1日に何十錠も薬を服用しなければいけない時代から1日1錠で良い時代に。早期発見早期治療で普通に長生きできる現在に繋がる最初の一歩を描く。

マシュー・マコノヒーという役者の懐の広さを改めて感じさせられた。