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ダラス・バイヤーズクラブのpercy516のレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
4.8
昔ファンで東京ガスの営業所にポスターをもらいに行ったことすらあるチャーリーシーンがHIVポジティブだとニュースになり、この映画を思いだして鑑賞。
マコノヒーの演技が凄すぎでグイグイ物語に引きこまれる。見てる側から思えば主人公のロンは感染の宣告を受けてからの方が人間的にも成長していくし、ドラマチックな日々を生きているように思える。けれどロンは言う「死なないことに必死で生きている心地がしない」と。この言葉こそが作品の真理そのもの、HIVだけじゃなく死の宣告を受けて生きる人々の心の叫びなのかなと。日本人の2人に1人が癌になる時代。認知症だってある。自分が恐怖の宣告を受けたとき後悔ばかりが残る人生を送らないよう日々を慈しまなきゃなぁと作品を見て強く思いました。とりあえず育児と家事がんばらなきゃ!
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