主人公とジャレットレトーの役づくりがすごい。
組織の不条理が許せないとおもってしまうタイプなので、主人公同様に製薬会社に怒りを感じた。その分、ラストは感慨深く拍手を送りたい気分になった。
主人公は生きることに一生懸命で、世界中を精力的に飛び回っている。そんな彼の
「死なないのに必死で、生きてる心地がしない」というセリフは、深い。
人は死を目前にして初めて生の喜びを享受するとよく言うが、実際にはそんなこと考えている余裕なんてない、という事実を突きつけられたようで。
裁判のあとに、みんなに拍手で迎えられたときの主人公のはにかみ笑顔がめちゃくちゃかわいい!!ようやく、本来のかっこいいマシューマコノヒーに会えたってかんじ。
行動だけが正義で、行動することで結果が変わる。