このレビューはネタバレを含みます
1:キャラクター:★★★☆☆
主人公オッド・トーマスは、死者と対話し、邪悪な存在 ボダッハ の気配を察知できる特殊能力を持つ青年です。彼のユニークな能力が、物語の軸となります。
2:演出:★★★☆☆
監督のスティーヴン・ソマーズらしい、テンポの良いストーリー展開と派手なアクションが見どころ。オッドの俊敏な動きや、不気味なビジョンが次々と映し出され、飽きさせません。
3:ロマンス:★★★☆☆
恋人ストーミーとの絆も、本作の感動的な要素。二人のやりとりは微笑ましく、後半の展開がより切なく感じられます。
4:ボダッハ:★★★★☆
人間の不幸や惨劇に引き寄せられる異形の存在 ボダッハ 。彼らが集まる場所には必ず大きな事件が起こる…という設定が、サスペンスを盛り上げます。CGで描かれたボダッハの動きも不気味で、ホラーテイストを強めています。
5:クライマックス:★★★★☆
物語はオッドがある事件を阻止しようと奔走する展開ですが、ラストには衝撃的な事実が待っています。アクションと感動が絶妙に絡み合い、観た後に余韻が残るラストシーンが印象的です。