ニャーニャット

光にふれるのニャーニャットのレビュー・感想・評価

光にふれる(2012年製作の映画)
2.9
友人に勧められて鑑賞。この映画、盲目のピアニストが本人役で出演してるんだけど、そのピアニストが友人の女性からサポートを受け、その友人の女性はピアニストの姿に影響を受け、それぞれの夢に一歩踏み出すというシンプルなもの。

本人出演ものだからか、盲目の人に伴う困難や葛藤にリアリティがあり、かといって無責任な第三者にありがちなそういった障害者を徹底的にピュアでかわいそうな人として描く残酷さもなく、嫌な感じがない。

展開に退屈なところもなくはないんだけど、品の良い後味を楽しみたい方は是非。