バナバナ

バチカンで逢いましょうのバナバナのレビュー・感想・評価

バチカンで逢いましょう(2012年製作の映画)
3.5
ドイツ映画なんだけど、カナダに移民したドイツ系カナダ人が法王に会いたくてローマに行くというコメディ。
直接ドイツからローマでもいいと思うんだけど、何故だか、間にカナダが入っています。

皆、敬虔なカトリックかと思いきや、イタリア人は詐欺男だし、
主人公のマルガレーテにも秘密があったし、なんと肝心のバチカンの司教が金(寄付)を要求しているところまで映していて、いいのかコレ?

でも描きたいことは、人間は過ちを犯すけれど、本人がちゃんと反省すれば前に進めばいいじゃん!という、余りカトリックと関係無いところに主題があった様に思いました。

マルガレーテだけでなく、彼女のクーデターによって、結果、娘の家族の中年の危機も回避でき、孫も新たな道に進んでいくという、家族系ほのぼのコメディだったので、楽しく観れました。
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