緑

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビの緑のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作未鑑賞

怖いのは嫌いなのにタイトルに惹かれすぎて
人生2本目のホラーに挑戦!
のつもりが、これはホラー?
それともコメディ?
はたまたホラーコメディとかコメディホラーとかって
ジャンルもあるのだろうか。
なんでもいいけどB級作品としてすごくおもしろかった!!

wikiによると前作キャッチコピーは
「海に行けばよかった」。
冒頭の前作振り返りでそれが深く理解できた。

血みどろだし内臓もいろいろ用いられているが
全てがチープな作り物感満載(褒めてる)。

ナチゾンビとソビエトゾンビが戦うシーンは、
人数といい、その場所の広さといい、
運動会にしか見えず(褒めてる)。

人間の医者による移植した腕の説明、
子どもへの心臓マッサージ、
戦争博物館での人形なりすまし、
嵌った車の脱出のため下敷きにされるゾンビ、
ナチゾンビの医者(?)の応急処置等々
笑えるシーンが随所に散りばめられていて
滑ることなくちゃんと笑わせてくれた。

ゾンビスクワッドの面々は殺されるためにやってきたと思いきや
存外に役に立って意外だった。

ラストで葬られたゾンビ化した彼女を掘り返して屍姦していて、
主人公はゾンビ化しないのか? と疑問が残ったが、
この映画においてはどうでもいいことだ。

本作も「ヘヴィ・トリップ」もノルウェー製作。
今後もノルウェーのコメディには注目したい。
緑