メル

復讐は俺に任せろのメルのレビュー・感想・評価

復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)
4.1
フリッツ・ラング監督作品。
ある警察官が夜中に自宅で遺書を残して自殺した。
その遺書は妻によって隠されてしまい、捜査に当たった警部は少しずつその事件の余波に違和感を感じる。

現代から見ると目新しい設定は無いけれど、無駄な説明が一切無く最後まで一気に流れていくところが気持ち良い。

白黒である事とオープニングのカメラワークにドキドキして、ヒッチコックをチラリと思い出す。

主人公の感傷的な感情を細々と描かず、それでいて見る者には彼の熱い思いと傷付いた心がしっかりと伝わって来るラストは「さすが!フリッツ・ラング!」という感じで面白かった。