シャーロットランプリングがカッコ良すぎた。フランス映画や小説って、若くて美しい人ももちろん溜息が出るほど綺麗なんだけど40代以上の年配の女性がセクシーで知的で色気があって、魅力的に描かれているのが好き。あんな風に歳をとりたい…。
アンナ(ランプリング)と会ったことで、イザベルは多分もう売春をしなくて済むだろう。
存在を確認したい、生きてるか死んでるかわからない毎日から生きてる実感を得たい。それで薬に走る人もいれば、もっと高尚に(?)創作にエネルギーをぶつける人もいればセックスに溺れる人もいる、それがイザベルにとっては売春だっただけ。
アンナとの関係はもちろん、ジョルジュとの関係で得るものは多かっただろう。ジョルジュとイザベルのあいだには、たしかに愛のようなものが、絆があったから。
観ている間は単調でんーと思うところもあったけど(実際一度挫折してる)、観終わってから良さがわかる。沁み入るものがある作品だった。