Shaw

17歳のShawのレビュー・感想・評価

17歳(2013年製作の映画)
3.8
 オゾンは友人の親に強く勧められた短編「黒い穴」彼らとともに見て、完全にやられた。ほんと最高にぶっ飛んでた。

 本作はNetflixにある唯一のオゾン作品ということで見ました。

 まず、なんといっても主演の女優さんが本当に綺麗。エマニュエル・ベアールっぽいけど、たまに笑った時の口の感じがスカヨハっぽくもある。

 なぜ彼女が売春に走ったかはまだ自分は完全に理解できていない。浜辺で男とことを終えたのを発端に何かが変わったってのはわかるんだけど...
 彼女も「してる間は何も感じないけど終わったあと、またやりたくなる」とだけ。それ以上の説明はなく。

 売春に対して結構「汚らわしい」とか言う表現がセリフにあるけど、売春をそういう風に見てる映画でもないように思う。
 あくまで淡々としていて、映像は間違いなく美しく瑞々しいが、偏ったものの見方をさせるようなカメラワークでもない。

 もう少し余韻に浸っていたいと思う。そういうラスト。

シャーロット・ランプリングはやはりオーラが違うね。
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