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そこのみにて光輝くのachakoのレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
4.3
個性的な俳優さんが揃っていて見飽きなかった
そのくらい抜群の演技力があり監督との息の合った作品とも思えました

達夫(綾野剛)と千夏(池脇千鶴)が
序盤、海中で抱き合ってのキスシーンは
お互い惹かれ合う様を素敵に表現していたと思う

人生というレールの上には
試練がたくさん待ち受けており
その試練とどう向き合うか
その人なりの答えはあると思うが
時として間違った方向に進んでしまう…

その間違ったレールを正してくれる人に
会えるか否かで随分と人生は変わるのではないだろうか…
その人の光になってくれる人
または自分が光になれたら
お互いどんなにか救われる事であろう

最後の光が差すシーンは
海辺とのコントラストによりとても綺麗で
人間が創り出した闇の部分を消し去るかのような
輝きを放っていた

色んな感情が交錯している部分や
人との繋がり・家族の絆をメインに表現されていた作品であり
また函館の街とも脚本がバッチリ合っていたように思えました
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