ナツミ

そこのみにて光輝くのナツミのレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
4.8
2020.8.17(69本目)

ラストシーンでまさに始まりという感じ。
パッケージの写真が印象的だなと感じていたけど、ラストの朝焼けのシーンを切り取ったものだとは思っていなくて、観て初めて色んな伏線回収してる。染みた。
とくに印象的だったシーンは初めて達夫と体を重ねたときのシーンが中島に入れ替わっていたこと。
このときはまだ達夫のことひとりの男としてではなく、大勢いる中のひとりとして見ていたのではないかなと感じた。
その次に体を重ねるシーンでやっと達夫から場面が変わらずだったから、やっとふたりの気持ちが通じ合って心から愛しあえたのではないかなと思う。
そう言った技法の使い方だったり。見せ方がとても上手いなと思う。
結構好きな作品だ。
ナツミ

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