ペコリンゴ

インド・オブ・ザ・デッドのペコリンゴのレビュー・感想・評価

インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)
3.3
記録。
「Let’s kill dead people」

『きっと、うまくいく』のあまりの素晴らしさに感銘を受けて臨んだ、僕にとって2本目のインド映画。なんでそれやねん!てツッコミは無しの方向で…。

その邦題から0.1秒で分かるように、インド産のゾンビ映画ですよ。まぁいわゆるゾンビコメディなんですけどね。ジャケ写の「きっと、うまくいかねぇ!」は笑わざるを得ませんね(笑)

お話の内容としては、『きっと、うまくいく』のような3バカトリオ(ただし本作のは本当にバカ)が、旅行先で赴いたドラッグパーティーで発生したゾンビパニックに巻き込まれるというもの。

内容は馬鹿馬鹿しいけど、ゾンビ映画としてのクオリティは決して低くない。特殊メイクもイケてるし、走ったりしない緩慢なゾンビの動作は、オールドスクールなゾンビ映画を好む者としては嬉しい限り。

3バカ+現地で知り合った女の子は基本丸腰なんですよね。ジャケ写の真ん中の金髪は武器使うけど、常々同行するわけじゃない。なので撃退するというよりは逃げ惑う割合が多い。まさかあんな方法で切り抜けるなんて思いもしなかった(笑)

映画の本質とは離れるけど、結構印象的だったのは喫煙するシーンで必ず挿入される、「喫煙はあなたの健康を害します」的なテロップ。

インドはアレ入れなきゃいけないルールなんだろか…?ていうか劇中で吸ってるのは煙草よりもっとヤバいものなんですけどね(笑)