1940年代にもう完成されている。
何故だ。
1940年代の映画なのに今年見た映画の中でダントツ首位。
ってか、この映画を超える作品に出会えるのか心配になるほど新しい。
「人間はすでに作り上げてしまっていた。」
その事実に時折ふと直面する記憶。
それは現代人がタイムスリップしたかの様な懐疑や謎。
人間がこの時代/時点で何者かを探り当ててしまっていたという事実。
その感覚を妥協せずに映像に落とし込み、作り込んだ狂気の様な純粋さ。
影と光。
記憶と過去の断片
時間の経過。
他者と自分、幽体離脱と夢。
心の鍵。
葛藤と原因。
「夢の中にある深層心理の根源は現実体験がテーマ」だと思うが、そんな生易しい言葉では到底伝わらない。
一生見続けるであろう、死への誘いの様な危険な一本。
あまりの衝撃に即DVD購入。
→コメント欄にて補足書いてます。一応ネタバレにしているので、この映画について詳しい事を知りたい場合は観覧下さい。