ウクライナの名匠 マヤ・デレン監督作品
アバンギャルド映画の女神とも言われ、以後のビジュアルアート史に絶大な影響を与えた傑作短編
『アンダルシアの犬』と同じようなシュールレアリスム系の斬新な映像…
鍵とナイフと花と電話という断片的なイメージと、複数人登場する主人公、鏡の顔を持つローブ姿の人物等全てに恐らく深い意味合いが込められているであろう作品だった。
繰り返し反復するシーンや、
何度も巻き戻…
めっちゃ好き。アンダルシアの犬より好き。
構図と構成が良すぎる。
夢なのか何なのかは色々解釈できると思うけど、物語中ずっと漂う不穏な空気の矛先は彼であり自分であったみたい。
鏡とかナイフとか電話とか…
すごい前衛的なんだけど、現実と夢想がせめぎ合って最後にかけてどんどん均衡していく様子が面白かった。当時の撮影技術フル活用してる感じで、重力を感じさせない異世界感もあった。
『アンダルシアの犬』より全…
ひたすら心地よい。
もうそれにつきる。
音楽みたいに主題が繰り返されるせいかも。
映画見るの久々やったんで、他にはなんも思いつきませんわ。
エヴァ鑑賞に備えて、まずは短編でウォーミングアップしてみ…
このレビューはネタバレを含みます
ともすれば直接的に表現されがちな鏡や階段のモチーフを敢えて平面化している間接的な入れ子構造、「境界線」の象徴としての白昼夢や影、鍵やナイフをポジティブに映す達観した分断、自我の二義性/両義性への懐疑…
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