りょーこ

恐怖のまわり道のりょーこのレビュー・感想・評価

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)
3.8
ハスケルに始まりハスケルで終わる

なんとも不憫な男の独白を67分聞かされ、こちらまで陰鬱になる面白ノワール♪

やはりヒッチハイクは乗るのも乗せるのもいかんな(笑)

あかねちゃんセレクト良品☆



場末のクラブでピアノを弾いているアル・ロバーツ。

歌手で彼女でハリウッドで勝負する!というスーを追いかけることに。

だがカネが無い。
ならばヒッチハイクだ。

が、乗せてくれたハスケルという男が道中死んでしまう。
犯人にされたくないアルは彼を捨て、ハスケルに成り代わった。

しかし途中乗せたヒッチハイカーの女ヴェラが、まさかのハスケルの元カノで……



どこまでも不憫で残念な男(´Д`)

そんな彼が

俺は殺してない
どうしろっていうんだ
なんでこんなことに
あぁ…スー……
会いたい…会えない……
その歌は止めろぉぉおお!!!!

と、不安に押し潰される様をひたすら眺める作品でした(笑)

ヴェラが守銭奴過ぎるのも怖いwww

短尺ですが、ドキドキしっぱなしの作品☆

もうこれは、運転免許取得の際にヒッチハイク乗せない!を明記すべきですね。
不幸にしかならないわ(* ̄∇ ̄)ノ
りょーこ

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