監督・脚本 リチャード・カーティス、タイム・リープできる家系の男と恋人の物語。テーマは、人生一度きり。
ティム・レイク(ドーナル・グリーソン)はイギリスのコーンウォールに住む若い青年である。父(ビル・ナイ)、母、いつも上の空の叔父デズモンド、自由奔放な妹キャサリン(キットカット)と暮らす。21才になった時、父から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられる。
ある夜、友人のジェイと暗闇を売り物にするレストランに行き、出版社で働くアメリカ人女性のメアリー(レイチェル・マクアダムス)に出会う。互いの姿が見えない中で二人は会話が弾み、店外で改めて姿を見て一目惚れしたティムは、メアリーの電話番号を教えてもらう。
一回失敗しても、何度でも、トライ&エラーして最適な方法を見つける。最初は、主人公が気弱で、見ていてイライラするくらい。でも、段々、自信がつき変わっていく。相手を無視してしゃべりだすとうざい(笑)
メアリーも、服をどれが似合うと聞き、これ、あれ、違うと10着近くして、最初の方に落ち着く。女の子、あるあるが幾つかあり、面白い。
タイムリープしながら、女性の扱いを学んだり、愛する妹との接し方、大切な父との絆を深めていく。父が息子にアドバイスしていくシーン、二人で卓球するシーンも、とても良かった。
少しずつ、経験を積んでいくとあせらなくなり、何度もタイムリープするより、人生一度きりと、積極的に楽しむ自分に成長していく。
ヒロインのレイチェル・マクアダムス、妹の友達のマーゴット・ロビー、二人とも素敵でした。