みりお

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのみりおのレビュー・感想・評価

4.5
久々に二度目の鑑賞。
人生の大事な日には、大切な人とこの作品を観たいなぁと思っていました💓

最初は「突拍子もない設定!」と思うし、好みの女の子を射止めようとくだらないことにばかりタイムリープ能力を使うティムに呆れる部分も。
でもいつの間にか自分のことは後回しで、周りの人のために能力を使い始め、徐々に家族を天秤にかけなければいけなくなる場面に胸が痛むことも…
たとえタイムトラベルできても、全てが思い通りになるわけではなく、"いまこのとき"の積み重ねで未来が形作られることを、ティムは感じ取っていきます✨

特に結婚式のシーンは本当に好き💓
暴風雨の中の結婚式でも、メアリー始めみんなは本当に楽しそうで幸せそうで、「結婚式を晴天の中でやり直したい?」と聞かれたメアリーは「いいえ、まったく」と即答。
タイムトラベルの能力を活かして、些細な失敗も全てやり直してきたティムに対して、どんな状況でも"誰と何をするか"が大事だと知っているメアリーは、本当に幸せそう。
「ああすれば…」「こうだったら…」では人は幸せになれないんだと感じさせてくれます✨

"いま"はいましかないから、いまこの瞬間は絶対に戻らないし、時は一方向に流れるばかり。
どんな気持ちで生きても、同じように時間は流れてく。
だからこそ、いまこの一瞬一瞬が大事。
そして"いま"を楽しむために、"いま"を愛すことが大事。
一日一日を、大事な人と笑顔で、しっかり踏みしめて生きていきたい。
そう思わせてくれる作品でした✨









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ちょっとだけ自分語りをすみません…



一昨日は結婚式でした。
親族だけを招いたささやかな会でしたが、久々に親戚が全員集まり、大好きな祖父母を囲んでのんびりごはんを食べられて、大好きなブルーローズと紫陽花に囲まれて、本当に幸せな日になりました💓
大好きな家族が、旦那さんの家族と楽しそうに談笑していて、私も旦那さんの家族の輪に入ってみんなで写真を撮って、家と家が繋がるってこんなに幸せなことなんだなと実感✨

弟がとても忙しく、家族が全員集まるのは何年ぶりか…
なので2泊とは思えないくらい喋り詰めで、本当に楽しかった☺️
子供の頃の写真を眺めながら当時の思い出話を語り出すと、おじいちゃんもおばあちゃんもお母さんも、まぁ口が止まらない!
その様子を見て、人生のどんな場面も見守ってくれて、愛情を注いでくれたんだなと、感謝が止まりませんでした。
子供の頃はたくさんひどいことも言ったし、たくさん家族でケンカもしたけど、それをなかったことにするのではなく、大事な"いま“としてひとつひとつ積み重ねて、この日にたどり着かせてもらったんだと思うと、家族への感謝が止まりませんでした💓

永遠に味わっていたいくらい素敵な時間だったけど、楽しい時間もいまこの時しかない"いま"。
「楽しいね」「素敵だね」と、親族みんなで思い出ことがなによりの宝物です✨


【ストーリー】

自分に自信がなく恋人のいないティム(ドーナル・グリーソン)は21歳の誕生日に、父親(ビル・ナイ)から、一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。
恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返すティムは、やがて魅力的な女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と恋に落ちる。
しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまい……。


【キャスト・スタッフ】

*監督:リチャード・カーティス

ニュージーランド出身🇳🇿
オックスフォード大を出た秀才で、ロマコメが得意分野💓
『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』など、超有名作の脚本を担当していましたが、監督デビューは2003年の『ラブ・アクチュアリー』と意外と遅め🌟
あとめちゃくちゃ意外だったんですが、TVドラマ『Mr.ビーン』の脚本を、シリーズ初期から担当していたんだとか👀❗️
『Mr.ビーン』シリーズ大好きで、小さい頃から家族と観ていたからすごい嬉しい❣️


*ティム:ドーナル・グリーソン

『SW:フォースの覚醒』でみりぺでぃあ記載済。
不器用な笑顔が本当に素敵😍
タイムトラベルの能力をとことん人のために使ってしまうティム役が本当に似合ってました☺️💓


*メアリー:レイチェル・マクアダムス

『ロニートとエスティ』でみりぺでぃあ記載済。
相変わらずの可愛さ😍
結婚式のシーンの可愛さはもはや留まるところを知らず❣️
『ドクターストレンジ/MoM』でも結婚式シーンをやってたけど、レイチェルに結婚式のはにかみをさせたい気持ちが、よくわかります✨笑


*ティムの父:ビル・ナイ

イングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
若い頃はジャーナリスト志望で、お金がない中でも雑誌社でバイトとして働いてみたり、小説にチャレンジしてみたりと、夢に向かって邁進していたようです👀
でも当時のガールフレンドの勧めでギルドホール音楽演劇学校にて演技を学び始め、1975年に役者デビューし、1981年に『針の眼』で映画デビュー🌟
2003年の『ラブ・アクチュアリー』では、ロサンゼルス映画批評家協会賞やイギリスアカデミー賞を受賞しています☺️✨
主な出演作は『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ナイロビの蜂』『トータル・リコール』『人生はシネマティック!』など。
そしてなにより、『PoC』シリーズのデイヴィ・ジョーンズ役ですよね😆💓
みりおはほんと好きでした〜💓


<1回目鑑賞日:2018.4>
みりお

みりお