ノッチ

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのノッチのレビュー・感想・評価

4.0
21歳の誕生日に、父からタイムトラベル能力があることを知らされたティム。

メアリーと恋に落ちた彼はタイムトラベルを続けていたが…。 

『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督の引退作となったラブコメディ。

『ラブ・アクチュアリー』の監督の作品なので、映画術は問題ないし、物語としても、気分よく見られる。 

ただのよくあるラブストーリーかという偏見を持っていたが全く違った。 

何気ない1日が本当はとても大切な一日一日である事、こんな当たり前の事に気づかせてくれる映画。 

内容は主人公がタイムトラベルできるというお話です。 

上手くいかない事があればその時間に戻って修正が利く。 

未来には行けないけど、過去に戻って自分だけやり直せる。 

だから、自分の納得のいく展開になるまで何度でも過去に戻って、自分の行動の選択をし直せる。 

こんなん、最強じゃないですかw 

恋人を作りたいというのが一番の目的なので恋愛オンリー 。

しかし、過去に行き来できる主人公でも、過去に行けなくなる事柄があり、その時の選択と決断で時間の在り方、そして大切な人たちのありがたさを確かめていく。 

毎日が人生の最後の日だと思って過ごす。 

スティーブジョブスも同じこと言ってたな。

主人公の家族に対する暖かい愛が深いものばかりでとても感動しました。 

ただ、主人公は望む人生を手に入れたけれども、それは何度もやり直しをして、正解を知ってからまた戻って、答え直すみたいなズルをしているんで、基本的に共感は出来ないし、なんかこの能力がなかったらこの主人公はほんとに冴えないままだったんじゃないか? 

と、思う。 

しかしレイチェル・マクアダムスの行き過ぎないコメディエンヌっぷりが絶妙。 

笑いまでいかないけどクスッとできる部分がいいアクセント。 

ただ中だるみ感は否めず。

もう少し絞って短い作品だと、更に高評価連打の予感。

妹のエピソードとか長すぎ。 

この映画を最後に監督は引退して脚本家に戻るとおっしゃってるそうだけど、そんなことおっしゃらず、またいつか作品を作って下さいね。

追記
と言うか、タイムトラベルして回数無制限のやり直しでもしない限り俺彼女出来ない気がする…!!

昔振られた女の子を振りかえしてやるところとかもうガッツポーズだよね。