motio

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのmotioのレビュー・感想・評価

4.6
タイムトラベルの能力を持った男の物語。
ファンタジーな題材を扱ってはいるものの、あくまでも軸は普通の男の生活に沿ったもので、能力を駆使して特別な世界感に入り込んだりはしない。そのため身近に感じられた。
主人公ティムはモテない設定のはずなのに会話はウィットに富んでいて、人となりも好感が持てる。レイチェル マクアダムスの笑顔は魅力的だし、なんだか心暖まることばかりで、見終わってすぐもう一度観たいなぁと思ってしまうほどの気持ちのいい映画でした。

ティムの実家のコーンウォールはAphex Twinの出身地でもありまして、彼がテクノモーツァルトなどと称されていた頃、そのどこか牧歌的な響きの要因はコーンウォールで生まれ育ったからでは、とする解説を何度も目にしました。かなりの辺境地らしく、妖精が住むという伝説があるくらいで、いったいどんな所なのだろうとずっと気になっていました。
現地で撮影されたかどうかはわからないですが、海辺のシーンなどは豊かな自然が感じられて、ストーリー的にも神秘的で、ずっと行ってみたかった場所のイメージがなんとなく掴めて、嬉しかったです。