平成2年の男

アバウト・タイム 愛おしい時間についての平成2年の男のレビュー・感想・評価

3.5
・父さん(ビル・ナイ)、かっけぇわ。恋愛作品と思っていたが、親子の物語だったとは、、

・「もうお前より好きになっているよ」
〜婚約した女性ことをどう思う?と息子に聞かれた時のパパの返事〜

・タイムリープできる男が到達した悟りは「毎日を丁寧に生きる」ということ。なるほどと思わされたが、自分ならばその能力を他の事に使うだろう。欲がない人だからこそ噛み締められる真実は虚構だと思う。つまるところ、本作の悟りを受け入れ得る心のしなやかさをわたしは持っていなかった、ということだろう。

・最初から最後まで優しい作品。女性が好みそうな作品。ただし、この優しい気持ちも明日には忘れてしまうことが容易に想像できる。他人の生に与えるインパクトを勘案して3.5をつけた。