アバウト・タイム 愛おしい時間についての作品情報・感想・評価

アバウト・タイム 愛おしい時間について2013年製作の映画)

About time

上映日:2014年09月27日

製作国:

上映時間:124分

ジャンル:

4.1

あらすじ

イギリス南西部に住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティ…

イギリス南西部に住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと……。そして、本当の愛とは、幸せとは何なのかを知る。同時に、ティムと時間の旅をともにする私たちも、愛と幸せの本質を実感することになる。

「アバウト・タイム 愛おしい時間について」に投稿された感想・評価

すす

すすの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベルができる主人公が運命の人と出会い直し、素敵な恋をして結ばれる話。

一言で言うと最高。
主人公ティムはアクシデントの度に過去に戻り、やり直していく。しかし妹の事故の時に過去に戻った時、自分の子供が違う子になってしまっていたことに気づき、完璧な人生を送ることはできないと悟る。

この映画を見た人にしか分からないが、「新しい子との出会いは父との永遠の別れ。」ティムはギリギリまで父との別れを惜しみ、過去へ戻って父に会いに行く。父は突然現れる息子の様子を見て自分の最期を悟り、最後の別れを惜しみ更に昔に戻る。楽しい一日を過ごしたティムは父の死を受け入れ、タイムトラベルを使わず、平凡という素敵な毎日を過ごしてゆく。

こんなに心動かされる映画は初めてで、こんなにも映画で泣くとは思わなかった。

私達の人生はタイムトラベルができない。人生のありとあらゆるところにチャンスが落ちていたりするし、大切な人との時間を無駄にするかもしれない。今できること、今会える人に会って自分の想いを伝えたいと思った。
tsuru

tsuruの感想・評価

3.9
この映画はタイトルにも「タイム」という言葉がある通り、時間というものがキーワードになる。

ほとんどの人は、タイムトラベルとストーリーにフォーカスを向けてしまうと思うが、演出として素晴らしい部分いくつかある。
ティムとメアリーの過ごした時間にフォーカスしてみるとよく分かる。

1つ目は、二人が付き合いたての頃。
駅という場所は変わらないが、日々の過ぎ行く日常を、行き交う人々と二人のやり取りで上手く表現しているシーンは素晴らしい。

2つ目は、二人の出会いの部分。
暗闇のレストランでは、何気ない雑談だったが、あっという間にレストランでの時間は過ぎてしまう。

どちらも「幸せ」って何気ないものなんだと痛感させられる。


ストーリーに戻ると、
最初のクローゼットのくだりを、中盤で回収するあたりからグッとくるものがあり、二度と父親に会えなくなる、最後のトラベルからは涙もの。


タイムトラベル
=「過去遡ってまた歩むこと」

ではなく、

タイムトラベル
=「今という時間を歩むこと」

という終わり方に持っていくあたりが、この映画の本質は何かを感じられる。

副題の「愛おしい時間について」は、邦題にしかついていないもので、副題からも、これが言いたかったことなんだろう。

未来のことはわからない。
人生は「アバウト」な時間なんだと。
とりあえず泣いた。
ただのタイムループで最愛の人ゲットじゃなかった。

何度でもやり直して一生別れがこないようにしたい。そんなの不可能だし、わかってる。でもまだ別れたくない。その気持ちが痛いほどわかった。
愛が溢れる作品だった!


良い映画に決まってる!だってノッティングヒルの脚本家さんだもの!
じゅ

じゅの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あったかい
CUT

CUTの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

アバウトタイム

期待は超えなくてちょっと悔しい〜〜という感じです。

今の気持ちなのか、女性目線で見たらこの映画ってなんとなく乗れない気がするんですけど、どうなんですかね?
女性目線っていうより彼女の方の気持ちというか。
いや目線がどうこうよりも単純に主人公に感情移入できなかっただけかもですね。

ラブ・ロマンスものだと思ってたんですが、家族愛とかおおまかだけど「愛すること」を伝えてるからサブタイトルに“愛おしい”って言葉を使ったんですね。そこと勝手な先入観に引っ張られて恋愛ジャンル映画だと思ってました。


タイムトラベルでやり直しがきくという設定、主人公がまわりを替えのきくモノとして扱ってるように見えるし実際、結構勝手なことやってるので、人格がクズなのかと思います。そりゃそんな能力あれば僕も同じ事やりますし何回も初夜を繰り返すはずですが、父親が死んで、能力を使って会いにいく事も出来なくなり、本当の意味で死を受け入れなきゃいけなくなるまで、自分の“クズ性”に気づけないのか……という絶望すら感じてしまいました。

作り手のメッセージとしては真逆で、一瞬一瞬この「今」を大切にする事が大事だしそれに気づければ良いんだ、って事だと思いますが、なにしろかなりのクズ人間である自分としては「クズは最大級の衝撃を受けなければクズ性に真の意味で気づけない」という事実を突き付けられた気がします。

主人公の父親と同じぐらい重要でストーリーを盛り上げる立ち位置であるはずの恋の相手・メアリーの心情が、あまり深くは描かれず。彼女自身の意思を強く表現させて主人公と対話させる事で、主人公の価値観を変えることも出来たんじゃないか。
人との繋がりと対話こそ、世界を見る目を変えられる大切な要素だと思います。メアリーはそれが出来得るポジションだったと思うので、彼女でそれを描かれてなかったのがちょっと悔しいです。
その「大切なことに気づく体験」というファクトは父親とのストーリーで描いてるのかもしれませんが、他者との対話じゃなくて生き死にを体験しなきゃ変われないという演出に自分は絶望してしまったので、勝手な意見ですがそこは対話で解決してほしかったんです、主人公に。


物語に違和感はありましたが、脇役キャラの個性が立ってるとか音楽や映像が見てて心地いいとか、何よりドーナル・グリーソンの演技と佇まいがハマってると思うとか、良いとこは良いのでちゃんとしてる人にはバッチリハマる作品だと思います!
こんな幸せなタイムトラベル系があるなんて。深く考えないで。
コメディというよりはヒューマンドラマ。ラブストーリーというよりはヒューマンドラマ。

気づいたら主人公がカッコよくなってる。

ヒロインの女優さん可愛すぎる。
natsumi

natsumiの感想・評価

3.8
メアリーがかわいい、とにかく!
家族に会いたくなる、好きな人たちとの時間を大事にしたいと思える、優しい気持ちになれる作品。
観てて気持ちいいなぁ。
でも、もうひとひねり。
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