このレビューはネタバレを含みます
普遍的なメッセージとして「これも個性だ、みんな違ってみんないいんだ」という良く見かけるのとは逆の、「マニュアル通りで、普通でもええやん」っていうメッセージがすごく好き。日本人向けな映画。
あとはそこに至る丁寧な感情の伏線や、レゴっぽさを出すための緻密な工夫が積み重なって作られた派手なアクションシーンが、惜しみなく贅沢に流れる序盤~中盤。コレクションとして楽しむお父さん側にも(劇中劇の)悪として大変納得いく理由を持たせつつ、最後はLEGOはおもちゃなので!自由に組み合わせて好きに遊んでいいんです!という締めまでもう練りに練られてるなという感動の終盤。手抜きなし。