はなしかわっての作品情報・感想・評価

はなしかわって2011年製作の映画)

Meanwhile

上映日:2014年01月18日

製作国:

上映時間:59分

3.7

「はなしかわって」に投稿された感想・評価

NY、マンハッタン。
ジャズドラマーでありながら、窓の輸入、広告の製作、物の修理等々、多様な仕事を掛け持ちしている主人公ジョセフ(D.J.メンデル)。
多才と言うべきか、方向が定まらないと言うべきか・・・今日も工具の入ったブリーフケース片手に街を歩き回る。
人から人へとお人好しな彼が関わっていく事で、本人すら思いがけないような繋がりが生まれていく。

うん、素敵だね。
なんて心地良いんだろう。
景色、音楽、セリフのテンポと言葉のチョイス。
ジョセフの歩くマンハッタンの街並みが目を楽しませてくれる。
それは観光的なものではなく、暮らしに沿った美しさ。
そこで生活する人々や建物が吐き出す呼吸で造られた美しさなんだろう。
真っ赤なコートをさらっと羽織り、イエローのバッグを持ってブルックリン橋に佇む女性。
暗い店内に黒づくめのジョセフ、そこへ投げられるレモンの黄色。
鮮やかなブルーのガウン、街を走るイエローキャブ。
色彩のコントラストが素敵。

一見ヒットマンか、保護観察中の危ない男かと思われるような怪しい風貌のジョセフ。
でも本当はとても心優しく、困ってる人に手を差し伸べずにはいられない。
自分の人生の歯車さえ上手く廻っていないにも関わらず。
他人には手助けをするのに、自分自身の悩みは見栄が邪魔して誰かになかなか甘えられない。
なんて面倒くさくて、愛おしい。笑

ずっと傍にいたら、出てきた女性陣たちのようにウンザリしちゃうのかもしれないのだけれど、人生がなんだか上手く行かないと思える時に、きっと彼に会いに行きたくなると思うのだ。
人生を足踏みして過ごしているように見える彼が、私の背中を押しだして、前に進む一歩をくれる気がする。
だから、あの街の彼に会いに行く様に、たまにこの映画を観たくなるだろうと思う。
白

白の感想・評価

4.5
対旋律的なまでに物語に組織化された女性の曇りなき神聖さが織り入る、マンハッタンを孤独に疾走する男のシンプルな存在。心地好く流暢な調べとその解決の潔さを前にして、この映画の持つイメージに対する言葉の無力さを思いしらされる。まさに膝を挫くしかない。
あきら

あきらの感想・評価

5.0
最後にパズルのピースがハマるであろうことを察させずにピースはめてきた
だからずっと日常何気なく撮る動画みたいに、CMみたいに映像すすんで なんかなんも意味ない映像が続くなって思って
最近、画面に意味のある黒澤映画ばかり見てたしな、とかまたしてもここでありきたりに黒澤信者かまして、この映像をみることに意味があるんかな、ラジオでもいいんでねーかな、とか思いながら見てたら、
ラストシーンでハッとして、あーーーーーーほんと、自分あほだな、これは出来事を収めて繋げたものなんだよなと、気づいて、というかわかってたのに改めて思い直して、そーなんだよな、人生が映画だな、出来事が映画だな、と思い直したのだった
Mayashico

Mayashicoの感想・評価

4.5
レモン
三つ数えろ
chip

chipの感想・評価

3.9
ハル・ハートリー作品、4作目。
すっかりハマっています!
配信でも絶対にやらないし、DVD見つけるのも大変だけれど。。

NY、ジョセフの一日。
つきあっていた女に振られ、追い出されたドラマーのジョセフ。
いつの間にかカードも使えなくて…
現金の持ち合わせも少ないのに…

部屋を貸してくれそうな友人を探すうちに、NYを歩き回ることに。
2回訪れたNYが、隅から隅まで映るのがうれしい!
1時間足らずの作品の中に…
「ダイハード」にも出てきた72丁目駅、アッパーウエスト、
セントラルパーク、チャイナタウン、タイムズスクエア、ブロンクス…
特にブルックリン橋は何度も出てきて、日中、夜景、明け方…いろいろな表情を見せた。流れるイーストリバーも美しい。

宅配便の手伝いをしたり、自殺を止めたり、腰痛のハウスキーパーのマッサージをしたり、作家のタイプライターを直したりする。
お金ないのに、絶対にお礼を受け取らない、そんなやつ、ジョセフ。

作家さんとの会話
「君の本もぜひ読みたい」
「出来が良くない」
「いいよ、良い本は読みつくしたから」
こんな何気ない会話がいい。

独特の雰囲気、テンポ。
やっぱり好きだ、ハル・ハートリー!
TokyoR

TokyoRの感想・評価

-
かつて途中までみた
Rrose

Rroseの感想・評価

4.0
ハル・ハートリー監督好きだな
Riku

Rikuの感想・評価

3.9
ハル・ハートリー監督作品!

舞台はN.Y。ジャズ・ドラマーの主人公を中心に この街で暮らす人々の姿が描かれている。約60分と短いですが、ほんとあっという間でした!

この主人公、掴みどころがないんだけど良いキャラしてるんよ🙂
NYの雑踏を歩き 誰かに出会ってはその人を助けていく。主人公の心情に寄り添って描かれてはいなくて、NYの街の中で暮らすひとりの男、としての距離感があった。

ハートリー映画特有の、言葉の応酬の妙は無く、主人公が「動く」ことで人と繋がっていく、、そんな作品でした!
AyumiTamai

AyumiTamaiの感想・評価

3.5
おもしろいというよりは気持ちが良かった 部屋の壁に映して無限リピートしたい
財布取り出したりスーツケース開けたりするシーンが不思議とおしゃれ。

単純な動作のシーンも何回も練習したらしく納得。

もう一回見たい
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