家族の灯りのうさぎのレビュー・感想・評価

淡々とした始まりに少し戸惑いながらもジャンヌ・モローが出ると一気に花が咲いているよう。その辺りからどんどん引き込まれてそのままラストまで。不条理な話なのに逆に家族を感じるのはそういう面が家族の一部分の要素として否定できないからか。
テーブルの上のあかりが家族のあかりなんだなぁとなぜか温かい気持ちにもなって不思議だった。
マノエル・ド・オリヴェイラ監督すごい。