骨折り損

ファインディング・ドリーの骨折り損のレビュー・感想・評価

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)
3.9
この映画に出てくる多くのキャラクターが何かしらの障がいや生きにくいものを持っていて、主役はドリーで彼女の記憶障害が物語の一番大事な部分ではあるが、彼女をとりまく魚たちもみんな当たり前のように他と違うものを持っている。ニモは片方のヒレが生まれつき小さくて、デスティニーは目が悪くて、それでもそこに焦点を当てずにさらっとそれぞれの個性として流していく感じがたまらなく好きだった。上手く生きれない人たちの顔を上げてくれる優しい映画。
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