授業で鑑賞。
壮大な自然と着ぐるみのギャップがあべこべで、コミカルで一見バカっぽく見えるけど、色々と考えさせられたような気がする。自然と着ぐるみと動物以外、他に何も出てこないため、抽象的で普遍的な話のように思えた。
作品の中で彼らは動物(パンダとネズミ)の格好をしているけど、その振る舞いや考え方は人間そのもの。道具を作るし、火をおこす。動物も結局食べちゃったりする。洞窟のシーンでは、生物の起源みたいな話をしている。喧嘩や衝突を繰り返した後、結局二人(二匹)は供に旅する事を選んでいる。結局一人(一匹)では生きて行けない、他者と供に生きて行く事を選ぶ。人間の誕生の神話とも被る気がした。
世界中に音を響かせるラストシーンは、新しい世界の創造を匂わせる、象徴的なシーンだったように思う。
って感じの解釈をしたけど…基本的によくわからない、変な映画でした。笑