つぁんは毒育ち

寄生獣のつぁんは毒育ちのレビュー・感想・評価

寄生獣(2014年製作の映画)
4.5
全く期待せずに見ましたが、最近の漫画を実写化した映画の中で1番良かったです。
このシーン長すぎるなっていう、邦画にありがちなものをほとんど感じませんでした。
ボソボソ何喋ってるか聞こえないな音量上げよう→バーン!ドカーン!うるせーよ無駄なメリハリふざけんな!ということもありませんでした笑
前編後編にうまく収まってますが、原作が長すぎないことも映画向きだったのかもしれません。
話のスケールが大きく、国対寄生獣になっているところにワクワクします。政府が絡むかどうかは非常に重要です。
残忍なシーンは多くありますが、不思議と気持ち悪いとは感じない表現になってます。そこが某グールと違います。
メッセージ性も強く、主人公の心理描写に強い共感を覚えました。2周しましたが、また見ると思います。
注目していたエンディングテーマの存在も忘れるくらい内容に入り込めました。
原作がいいのか作り方がいいのかわかりませんが、このクオリティなら邦画も好きになれそうだと思いました。
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