このレビューはネタバレを含みます
前作ではどうしても寄生獣を悪に捉えながら
鑑賞してしまいがちだったけど、
本作で明かされる寄生獣の目的や、
田宮良子の台詞を聞くうちに
｢寄生獣を悪と捉えること自体が人間のエゴなのではないか｣
と考えるようになった。
また、冷徹な面を持つ田宮良子が
我が子を守るために自ら盾となり命を落とす最期や、
シンイチが母子家庭であるという映画オリジナルの設定、
前作での母親との
最期の別れのシーンなどを踏まえて、
本シリーズのテーマが｢母親の愛｣だと感じ、
感慨深くなった。泣ける.....
