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春、バーニーズでのktyのレビュー・感想・評価

春、バーニーズで(2006年製作の映画)
3.3
西島秀俊が京王線聖蹟桜ヶ丘駅から満員電車で吊り革握っている会社員?いないよ現実は😅

栗山千明の飄々とした抽象画家や、元同棲相手の田口トモロヲの作り込んだオネエキャラ、光石研、利重剛、倍賞美津子など安定した俳優の個性が味わい深い。

過去の世界に侵食されそうになる危うさをメガネとスーツの西島秀俊が虚ろに演じる。背景に流れる短いリズムとウワモノのメロディーが反復する中でドラマはどこに終着するのか?

劇伴はSpeedometer。90年代テクノの痕跡😊

西島秀俊を愛でる作品。
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