ねこ

花咲くころのねこのネタバレレビュー・内容・結末

花咲くころ(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

キラキラと眩しい娘たち
それを取り巻くすべてが気持ち悪かった
荒んだ大人、暴力的な男、処女礼賛、誘拐婚、これが1990年代の話とは

この息苦しさと危うさの中でも自分を生きようとする主人公の凛々しい瞳は、とても魅力的だ
しかし、女性の人権をまったく無視しておきながら“女性に乾杯!“などとぬかす男どもが存在する限り、彼女のその意志の強さは禍いを呼び寄せてしまうにちがいないと思うと、希望にも期待にも暗い影を感じずにはいられないのだ

まだ14歳だというのに
ねこ

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