花咲くころの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

花咲くころ2013年製作の映画)

Grzeli nateli dgeebi/In Bloom

上映日:2018年02月03日

製作国:

上映時間:102分

4.0

あらすじ

「花咲くころ」に投稿された感想・評価

久しぶりの映画館&レビュー。アンテナを張ってないと、どんどん良い映画を逃していくね。あぶないあぶない。

『みかんの丘』『とうもろこしの島』を観てから、つい反応してしまう、“ジョージア”と“アブハジア”。内戦後の束の間の休息……とは言えない、ストレスの溜まった数ヶ月の出来事が描かれている。

空気感や、女性への雑な扱いに、『裸足の季節』を思い出した。けれど、違うのは女性が強いってこと。怒鳴りあいで負けてない大人の女たちの迫力すごい。

キーになる“銃”は、どこに向けられるのだろうと気になりながら観ていた。安易な選択はしないで欲しいと願いながら観ていた。

見終えた今も、主人公がダンスをするシーンが、まだ残っている。長回しの意味がある、力強いシーン。

背景が気になるから、珍しくパンフレットも購入した。これからじっくり読むことにする。
tomtomcafe

tomtomcafeの感想・評価

3.5
ジョージアの映画ということで気になって鑑賞。
独立直後のジョージアの首都トリビシを舞台に、2人の14歳の少女の成長を描く。

驚いたのは誘拐婚の描写。突然2人の少女のうちの1人が強引に連れさられてしまって、最初は抵抗していたのに、一夜明けてみると運命かのように受け入れていること。
そしてその結婚式でもう1人の少女が無表情で踊るシーン。何を表現していたか言葉で説明するのが難しいのですがとても印象的でした。


本作の舞台は、1992年春、
独立後に起こった内戦のきな臭さが残るジョージアの首都トビリシ。
戦争という破壊行為の中にも、
若き女子達はグレーな世界の中に華やかに色づく
エカやナティアという魅力的なキャラが、味のないスポンジを噛んでいるような世界に色を、味をつけて躍動していた。
圧巻なのは、愛のない結婚をさせられるナティアのために、
エカがナティアの結婚式で踊る姿。
なんだか泣きたくなってしまった。

結構、軽い気持ちで劇場に足を運んでしまったため、
かなりな得した気分です。
だって、
そもそも本作に興味をもったのは 
本年1月場所に幕内初優勝をはたした栃ノ心関の出身地への興味だけだったからだ
┐('~`;)┌

DVDは発売されるだろうか?
もう一度観たい濃いめの一本だった。

しっかし、戦争ってやつぁ・・・(-.-;)
亜呆

亜呆の感想・評価

4.0
友達が映画と同じ時代、主人公たちと同世代のころトビリシにいたから、勝手に感情移入しながら見てしまった。
tonton

tontonの感想・評価

4.3
ジョージアの内戦が少し止まっていた92年春の少女たち。

内戦によって生まれた、虚無感・差別・憎しみ
子供たちの姿は、そのままその時のそんなジョージアの姿。
だからこそラストに起こる事件。それはこの内戦がまた動き出す、それの暗示にも感じた。

だが、彼女たちはその時のジョージアの姿を見せるためだけにいたわけではない。
彼女たちは自由を渇望し、紛争による傷、大人たちの諦め・慣習に抵抗する。時に負ける者もいれば、抵抗し続けるもの、憎しみに打ち勝つもの様々だ。
その姿は美しく、彼女らは確かにそこにいたのだと刻まれる。

更に、酒・タバコなど娯楽の描き方が素晴らしい。
特に慣習や同調圧力に負け、望まない相手と結婚してしまった友人の結婚式でみせる主人公のダンス。
思考を止めるために・フラストレーションを吐き出すために・友人が本来もっていた力強さを表現するために・切なさに負けない様に自らを鼓舞するために・かりそめでも友人を祝うために
様々な感情が一気に現れ「だから踊る!」となる凄まじく素晴らしいシーンだった。

監督の実体験を映画化したという、この作品。

実体験をフィクションにする。

娯楽を描いたこの映画ではその事を考えずにはいられない。
理不尽なことにすぐフォーカスして
全体が見えなくなる性格どうにかしたい。
(感想でもなんでもない)
14歳の少女が経験するような話しか?会話するようなことか?って思うほど怖い世界だった。拳銃が出てからは、いつ狂気が始まるのかとドキドキしていたが、狂気ではなく愛だった。ホッとした。
彼女は同級生を救い、ラストは父を救いにいったのだろうなって感じた。天使を見たって感じ。
まさと

まさとの感想・評価

4.4
ミニシアターの草分け岩波ホール創立50周年記念作品&第14回東京フィルメックスグランプリ作品。ソ連から独立した直後のジョージアを舞台に、2人の少女の友情と成長を描く傑作。内戦後の混乱期の貧しい中で力強く成長していく少女達があまりにも眩しく静かに心に刺さるシーンも多過ぎた。本当の意味での真の友情というものを生まれて初めて見たような気がする。エカの踊るシーンが頭から離れない。
よよよ

よよよの感想・評価

3.4
入り込めず
合わなかったのかな〜
感性の乏しさか…

2018-09
ryo

ryoの感想・評価

5.0
めちゃくちゃによかった…。ジョージア(グルジア)の不安定な情勢下でのふたりの少女。パンの配給、おしゃべり、友情、嫉妬、殺人、拳銃、結婚式でのダンス、土砂降りのなかの疾走、女たちの煙草。
.
某台湾映画を思い出すような瑞々しさを少し彩度を下げた世界観がものすごくよかった。エカとナティアどちらもずっと見ていたくなる存在感でした。おふたりともジョージアのトリビシ生まれなのですね…

パンフはしっかり読み物という感じなのでゆっくり読もう。