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フレッシュ・ゴードン/SPACE WARSのyaaaのレビュー・感想・評価

4.0
『フラッシュ・ゴードン』といえばジョージ・ルーカスに『SW』を創らせるきっかけとなった漫画。

そうそう、銀河の彼方に見たこともないクリーチャーやら悪の帝王やらと正義の戦いを展開する。いや、せいぎの、いや、性戯の…作品?

これはオッパイでてりゃいいだろというスペースオペラならぬオッパイの『フレッシュ・ゴードン』。

誰彼かまわずヤリたくなる「セックス光線」が降り注ぐ地球。
地球の平和を守るためゴードンとその彼女、そして博士がロケットに乗り込み光線の発信源・「ポルノ惑星」へと旅立つ。

そのロケットがポコチン型ロケット。船内で「あぶない!しっかりつかまれ!」と言われたらつり革につかまって危機を脱す。

赤パンにマントというファッショナブルなゴードン。
全編、なぜか全裸もしくは半裸の彼女。
意味なく彼女の胸を揉みながら会話する博士。
そんな映画です。

エロくもないトホホ進行の中に突如としてアメージングなシーンが。
一応スペースオペラの形をとっているだけあって、VFXシーンいや、SFXシーンいや、特撮シーンが素晴らしい。
『SWⅣ』のモンスターチェスと横並びするぐらいのストップモーションがちょいちょいある。
『アルゴ探検隊』みたいに人間とクリーチゃーの剣劇シーンまで!
特撮シーンだけ気合い入りすぎ。
それもそのばず、業界残酷物語のように才能のある若造を安くコキ使えみたいに、リック・ベーカー、ジム・ダンフォース(ハウゼンの弟子)、デイヴ・アレン、ごにょごにょ…
それこそ『SW』を支える特撮マンが参加しすぎ。

ストップモーションとマットペィンティング。そこだけ見もの。
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