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ランナウェイ・ブルースのtransfilmのレビュー・感想・評価

ランナウェイ・ブルース(2012年製作の映画)
3.2
huluに入っていたので観ました。
孤独な兄弟の、人生逃避行ロードムービーという感じだった。(みたまんまですけど)

なんとなく、映像は北米っぽい感じ。
音楽の雰囲気はなんとなく「ジェシージェームズの暗殺」に似てて、清楚でちょっと寒そうな印象の映画。
ただ、時々アニメ―ションが入ってきて、それが自分の好きな映画の雰囲気ではなかったかもと思う。

兄と弟は幼いときに里親にだされた境遇もあってか、堅い絆で結ばれている。兄にとっての癒しが、弟が創作した物語の中に逃げ込むことのようなんですけど、まあその気持ちはわかる。映画好きとしてはw

こういった人生逃避行映画を観たときはいつも、

客観的に観た場合、この映画の主人公たちはだらしなさすぎるだろうか。もっと大人になるべきだろうか。

・・ということを頭の隅で考えてしまう。
(主観的に考えるなら、自分自身もだらしない人間だし、だらしない人も全然嫌いじゃないので、この映画の主人公たちのことを別になんとも思わないんですけど。ただ、一般的に観ると違うんだろうな。ということを自覚してるので、多少客観的に考えようと思ってる。)

で、この映画に関しては、主人公たちに
"だらしない!ちゃんとしろ!" といえるのは同じく
里親にだされた境遇を経験してる人たちだけかなと思った。

世の中にも、この映画の主人公たちみたいに、
何も考えずただ第一印象だけでみると、"ちゃんとしろ!"
といいたくなる人たちがいるかもしれない。
でも、人間の白黒ってそう簡単に判断できることではないと思うんだな。
人には人それぞれ辿ってきた人生があって、それでその人の姿や性格があるので。例え第一印象が悪くても、その人がどういう人生をたどってきたかを知ると、その人のことが理解できるかもしれない。

個人的には、だらしない人間も、人付き合いが悪い人も全然嫌いではない。
唯一嫌いなのは、ちょっとしたことで怒ったり人を見下したりする人だけかな。
そういう人たちは根本的に人間のことがわかってない。
他人は自分を満足させるために存在するものでもない。

皆、自分のハートに従って生きればいいと思う。

・・ということを考えましたが、映画からはかなり脱線しています!

余談だけど、この映画のダコタ・ファニングが住んでたイリノイ州のなんとかという街並みがすごく好き。アメリカの田舎ってこんなに雰囲気良いのかな。
「アメリカ、家族のいる風景」の街並みにすごく似てて、実は同じ町だったりするのかな?と思った。ちょっと住んでみたい。