すばる

ラヴレースのすばるのレビュー・感想・評価

ラヴレース(2013年製作の映画)
-
アマンダ・サイフリッドを見たくて、
予備知識なしで鑑賞。
フィルターを通して見るようなカラフルな街並み、
キュートな少女に、どこかニヒルな大人の男。
一夏のセクシーな恋愛コメディ?
なんて何も考えずにそう思っていたのだけれど、
実際は全くそんなことなく。
実在の人物、事件を基にしたストーリーだった。

アダルトビジネスの世界でモノ扱い、胸が痛い。
鑑賞前の勝手なイメージと相まって、
まるで殴られたような衝撃だった。
彼女が実際に仕事をしていた期間は
人生のほんの一瞬だったが、
そこだけが切り取られて「彼女」となる。
アメリカンでポップな彩りの世界の裏で
じわじわと迫ってくる嫌な予感。


目的のアマンダはやはり抜群に可愛く、
どんな衣装でも着こなす。
セクシーというよりも、芸術のようなボディ。

リンダ・ラヴレース役に対する
想いがわかるインタビューもあり、
改めてアマンダ・サイフリッドの
女優としての意地を見せつけられる。
彼女をきっかけに、このような話が
あったことを知れたことは大変良かったと思う。
https://ellegirl.jp/article/lovelace-movie-amanda-seyfried-intervuew-14_0228/
すばる

すばる