大企業に勤める大崎俊介(緒形直人)は順調に出世を重ね仕事上は順風満帆である。
ところが家庭は妻の昭子(南果歩)とは会話も無く、息子の大介(矢野聖人)は大学受験失敗からフリーター生活、高校生の娘・咲子…
公開時、劇場で鑑賞…☆
久しぶりの再見…♪
家族再生の物語……きっかけは、祖父の認知症…。
鑑賞しながら、色々と考えた(考える)作品…☆
……リアリティは…ゼロに近いと…思う…(^^;;
崩壊し…
痴ほう症と正気の行き来をするおじいちゃんが身につまされる。痴呆にかかってから書いている日記の不安な気持ちが哀しい。でも、これまでに家族とちゃんと関係を築いてきたおかげでみんなの気持ちが一つになってい…
>>続きを読む認知症になって 一番辛いのが まだらボケ状態の自分
正気になった時 思い出せない時間がある怖さ
下の粗相をした自分を知った時
誰にも老いはやってくる。そして誰しも 死ぬまで正気でいたいと思うが こ…
取締役就任を控えた主人公だったが…。
妻との関係は冷え切っている。長男はドロップアウトして将来が見えない。長女は反抗期。
そんな家族間の歪みが、一番弱い立場の祖父の認知症として現れているような描き方…
原作はさだまさし氏でそっちも良かった
彼の綴る文章は本当に美しい
人里離れた山村にすっと流れる一条の小川のように、それはそれは本当に美しい
彼の原作の映画を観る時は、その美しさをいかに保持した…