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わたしのハワイの歩きかたのencomimentのレビュー・感想・評価

わたしのハワイの歩きかた(2014年製作の映画)
1.0
映画作品を制作するにあたってまず必要なのがお金。
お金がどこから出るかというと、スポンサーから出ますよね。
スポンサーはこれだけ出資して、ヒットしたらこれだけ儲かるからじゃぁ出資しよう、という皮算用をするわけです。商売ですから。

で、これを見て考えてしまうのが「この映画にお金を出した人が何を考えていたのか?」ということです。

これは仮説ですが、この映画は継続的な需要を見込める作品なんです。劇場公開で元をとろうなんて、ハナから考えていないかもしれません。

日本からハワイに年間、どれだけの旅行者が出ていると思いますか?年間140万人もハワイに行っています。

旅行に行く前に「ハワイの映画でも見て予習しておこうか」なんて思う人だってけっこういるんじゃないでしょうか?仮に3割強としましょう。そうすると50万人くらい?

で、ハワイ旅行を控えた50万人がTSUTAYAに行って、タイトルに「ハワイ」がついてる映画を探すわけですよ。

いまフィルマークスで「ハワイ」でタイトル検索したところ洋画邦画含めて26作品出てきました。映画に詳しくない人は『ファミリーツリー』なんて手に取らないでしょうからね。あくまで「ハワイ」で探します。もしかしたら邦画縛りで探すかもしれませんね。

で、そうなるとTSUTAYAとかGEOとかにありそうなハワイでしょ。『ハワイの若大将』(名作!)か…昔のだし…『フラガール』?これは福島か…。

で、最終的に手に取るのが『わたしのハワイの歩きかた』なんですよ。「おっ、榮倉奈々出てるじゃん」「あっ、加瀬亮!♡」となるわけです。50万人がペアで見るとして25ペア。そのうち半分が借りるとしても年間10万回は各家庭で上演されます!!!

というプレゼンはけっこうありえるんじゃないでしょうか。

何を言いたいかというと、日本の映画界はちゃんとしたハワイ映画を作らないと、この作品が日本のハワイ映画のスタンダードになっちゃうぞ!!!ということです。許せるかこんなことが!!!