良。
なんか一個一個の要素をきちんと拾うと悲壮感満載映画が作れちゃいそうなのに、やわらかい穏やかな雰囲気で終われたな…すごい
なんというか余白が多い映画だなあ
最近あらすじをろくに調べず勢いで見てるので前提条件が抜けてるかもだけど、そもそも岬はどこで何してた人なのか(映画の中で東京のお客さん戻ってきたんじゃない?って佐川の人が言ってたから多分東京で珈琲屋してたんだろな)とか桜田ひよりちゃん達の父親は何やってんだ(佐々木希が置いてったお金取ったよね?)とか先生の苦労とかスーパーのおばちゃんとか万引き女子高生とか、色々散りばめられてて想像の余地がいっぱい
一見物として成立してるんだけどよくよく覗き込むと底が見えない感じがほんと珈琲みたいな映画だ
桜田ひよりちゃんが冤罪かけられた時に佐々木希がピアスは早いよ〜って結局信じてくれてなくて心きゅっとなったけど、映画終盤の佐々木希なら信じてくれそう
何があって岬は戻ってくる決断をしたんだろう
なんか映画の登場人物一人一人と語らってみたいような気分になった〜