きっしー

さいはてにて やさしい香りと待ちながらのきっしーのレビュー・感想・評価

4.8
能登半島の先端にある、本州で最も人口の少なくなった市、珠洲市を舞台にした映画。珠洲にご縁があって、そこで撮られた作品ということで興味を持って内容ノーアイディアで観ました。
とても胸にせまる映画でした。
家族って、最初から何もしなくても心が通い合う存在じゃない。心を通わせたいという能動的な意思が、家族を作っていく。良い映画でした。母を待っていた自分の子供時代を、唐突に思い出して涙が次々に流れました。何かが勝手にシンクロしただけなのですが、きっと忘れられない作品になるのだろうなと思います。
きっしー

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