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早熟のアイオワのhimacoのレビュー・感想・評価

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)
4.0
小さな姉妹や不遇な家庭環境を背負わせたらピカイチのジェニファー・ローレンス。
この作品で魅せる演技力が『ウィンターズ・ボーン』に繋がってくるのね。

1976年アイオワ州。
14歳のアグネス(ジェニファー・ローレンス)と妹のビー(ソフィア・ベアリー)、キャミー(クロエ・グレース・モレッツ)はポーカー賭博や売春の行われる“ポーカーハウス”と呼ばれる劣悪な環境で母親と共に生活していた。

この作品の監督でもある女優ロリ・ペティの少女期の実話に基づいた作品。

銃を構えたアグネス。その凄みに全身の鳥肌がたった。

三姉妹が車で“Ain't No Mountain High Enough”を大声で歌うラストシーンで、全てが一掃される。
すてきな夜だ。
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