くろねこヤマ子

真昼の不思議な物体のくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)
3.7
山形国際
ドキュメンタリー映画祭で
優秀賞を受賞した作品。

この作品は単に
ドキュメンタリーでなく、
架空の世界が混ざってる。
不思議な空気が流れています。

荒れた画面で混ざっています。

クリアな画面が好みなので、
絵面的には苦手でしたが、
この荒れがとても効いていて、
悔しいけどジワジワ良さが来ました。

ドキュメンタリーは、
田舎町に暮らす人々を映す部分。
その彼らに物語を語ってもらう部分。

架空の世界は、語られる物語の実写。

物語は長く語られる事なく、
何の繋がりもない人々が次へ次へと
話を繋いで続いていきます。

映される語る人と、
人の口から出る架空の世界。

映像の荒さがその境目を曖昧にし、
混ぜこぜになった感じが、
うわ♡って感じです。

そして最後の破壊力。
束になった子どもたちって無敵。
いい流れだったのにぃー(ΦεΦ)ムー。

映画って架空の物語が多いし、
そこに伝えたい事を
ギュっと詰めると思うのだけど、
その部分を第三者に託して
ドキュメンタリーに
しちゃうんだなって、
とても新鮮でした。

その真意や如何に。