海岸

真昼の不思議な物体の海岸のレビュー・感想・評価

真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)
4.2
インスタレーション、アート、哲学、映画、ドキュメンタリー…この作品をどうカテゴライズしても表しきれない(とりあえず)映画だった。
タイの地方都市が舞台でマグロを売る販売車の女の人が小さい時に自分が売られた過去を話す。そして「自分以外の話をしてくれないか?」と質問を受けて話を作っていく。次にインタビューされる人は「この話の続きは何だと思う?」と聞かれ物語のリレーが舞踊家、おばさん、小学生…とつながれて、展開していく。
こんな作品初めてみた。ジャケットの通り、タイの人々の集団無意識が一つの物語を紡いでいくようで。刺激的な作品だ。
人が消えたり、気を失ったら違う人が憑依してたりタイの人は仏教がかんけいあるのか、形而上学的展開を展開させるのに慣れている?ようで面白かった。きっと日常的にあることなんだろう、と思わせるくらい。タイの謎な文化を再認識
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