子供たちの、他者から引き継がれた物語を自分たちのところで終わらせることへの対する躊躇のなさが面白い。
もし物語が自分に手渡されたと思うと、それはいつか終わることを理解していても自分の番ではない、と無…
旅先で出会った人にひとつのモチーフを膨らませさせてそれをまた別の人に…という手法は虚構と現実の境目を曖昧に見せるという目的においてはかなり画期的なんじゃないだろうか。とはいえ英字幕が優先されて日本語…
>>続きを読む初アピチャッポン。この作品から入っていくのが正しかったのかはちょっと疑問ではあるけど、他の作品が余計に楽しみになった。
文字通り不思議な話。ザラザラした画面、カットを繋いだだけのような雑っぽい編集、…
アピチャッポンで一番ハマった
素人たちによって伝言されながら継ぎ足されていく話、っていうのを知ってないと何が起きてるか全然わからんだろう。恵比寿映像祭とかに出されてそうなファインアート的なやり口だが…
タイの地方で、ある中年女性行商人が即興で話し始めた、脚の悪い少年と女性家庭教師、彼女のスカートの中から転がりでた物体の物語が、旅芸人一座、映画撮影クルー、手話で語る少女 2人組などにリレーされ展開。…
>>続きを読む話を聞き、生に向き合うというアピチャッポン映画の原点。客の元を車で売り回る行商人のごとく、物語は数多の語り手を乗り継ぎ、伝承され紡がれる。「メークロン港のサバだよ」の言葉もまるでその後に登場する話し…
>>続きを読むアピチャッポン監督の長編デビュー作品であり、実際にタイで会った人々にリレー小説の要領で、インタビューをしたり劇を演じてもらったりドキュメントを撮ることで物語を紡いでいくことで、見ている者に虚構と現実…
>>続きを読むアピチャッポン・ウィーラセタクンの長編初監督作品。
今回の特集上映「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022」最後の作品。
ある行商人の女性が語った架空の物語
足の悪い車椅子の少年と若い女性の家…