アピチャッポンの「真昼の不思議な物体」
相変わらずめちゃくちゃ意味不明だけど、最高だった。
村人が紡ぐ出鱈目の話。
何故かこの出鱈目が輝いてて、映像が輝いてる。
短い映像作品の予定が紡がれて紡がれて…
一番の驚きはコレの公開が2000年だということ。遅くとも70年代前半、ぐらいの気持ちで見ていた。
そもそもこういう映画が好きということもあって点数高め。加えて、そのへんの素人が思いつきで話を作るので…
出会った人々に即興で一つの物語を紡がせる変わったドキュメンタリー。ちゃんと物語の再現もドラマとして入ってる。
町で働く人々や村で生活する人々にインタビューして回るドキュメンタリーだが、内容はその人…
虚実ないまぜ。どこからどこがどうなってんのか物凄くわかりにくいのは、緻密な分だろう。
アウトオブ理解にして、グイグイ引き込まれるのが魅力的。
途中で構造に気付くが、頭の中で柱を立てては崩されが混乱を…
2019/8/10 早稲田松竹
「続きを話して、作ってもいいんだ。」意外とメタ的演出が多い印象(そもそもドキュメンタリーなので、どこまで含めるかという話にはなるにしても。)ながら、ハッとさせる編集に…
いつか文芸坐で見た「ロングウェイノース」並みの全編爆睡をぶちかました。2:00就寝7:30起床、そこからの22:30まで映画ハシゴのプランの最後だと考えればまあ仕方ないこと……(と納得させる)
再見…