愛の嵐の作品情報・感想・評価

「愛の嵐」に投稿された感想・評価

天狗

天狗の感想・評価

4.9
申し訳ありませんがレビュー対象は『新・愛の嵐』です。でもフィルマークスにもないのでこれでレビューさせて下さい。

とんでもない作品でした。

原作はなんのことのないハードコアポルノ。youtubeで検索すれば出て来ます。その〇〇や✖✖のシーンをトリミング!!した編集で、画面ボケボケ。△△のシーンとかはカットするので一時間あまりのわけわからないストーリー。

さすがにTSUTAYA詐欺に寛容な自分でもこれは許したらあかんと思う。
大手レンタル業者の扱いのためにこんな編集する会社もおかしいし、それを扱うTSUTAYAもあかんと思う。

暖簾の向こう側に置かないような業界のお約束だけの話で観る側は置き去り。

あげくの果にTSUTAYAのレンタル履歴にも出て来ない。
はっきり言いますが、犯罪に近いと思います。TSUTAYA
みたいな大企業もこんなことするんやということが驚きでした。
meg

megの感想・評価

3.8
リリアーナ・カヴァーニ2本目
沈むなぁ 終始薄暗い場面 ラストでようやく開ける
K2

K2の感想・評価

4.0
ゲットーの責任者だった男とそこで彼に弄ばれた女。

20年後の再会で堰を切ったように貪る愛と死の匂い。2人の過去と現在の微妙な主従(?)関係の変化が印象的。

ランプリングの目つきやばめ。ヴィスコンティ絶賛。

"犠牲者がみな純真で潔白だなんて考えないで"
思いついても絶対にやってはいけないカップリング(やった時点で勝ちともいう)。
SM的な関係だと勝手に妄想していたが、そんなことは(あんまり)なかった。
ナチス政権に関して事象の正誤判断するには乏しい教養程度の知識しか持ち得てないので、ドイツ兵とユダヤ収容者との恋を取り上げた本作を私はファンタジーとして観た。
人権も尊厳も奪われた環境に唯一潤いと生の感触を確かめる手段があるとしたら、身体の交合いなのかなー、愛なんて到底言えたものじゃないね。
相手を求めている事を示す為には血も痛みもいとわない野性的で暴力的なシーンの数々、男女両方とも攻めてたのが良かった。
ドイツ軍服と仮面をまとった男女の夜の集い(あったんだろうなあ実際)の場面がやっぱり二時間の中の要なわけで。
てぃだ

てぃだの感想・評価

4.0
 「そういえばまだ見てなかったなこれ」第24弾。何だかんだ言って人間は愛とセックスだけじゃ生きていけないのだよっていう映画。とにかくSランプリングが美しいんだもう美しいんだこの野郎。時折クリスティン・スチュワートに見える(失礼?)ランプリングとDボガートの二人だけの愛。これを愛と呼ぶべきか否かというのは賛否別れるところかもしれないし、不愉快な場面もあれどそういう状況下でしか生まれなかった何かにただひたすらに浸りたい気分になる。
YY

YYの感想・評価

2.0
雨、スープ、イチゴジャム、唾液、血、リキッドだ。
イチゴジャムのシーンが好き。
パンフの衣装もビジュアルとして完璧すぎる。
ずーっと前から観たかった映画。
この監督のルー・サロメも良かった。
衝撃作と言うに相応しい映画でした。劇中のシャーロット・ランプリングの上半身裸でナチスの制帽を被った姿は主人公の忘れ去りたい過去の象徴でありました。強制収容所では人間の尊厳が如何に踏みにじられたことが伝わりますし、忘れようとしても忘れられない姿は痛々しいばかりです。戦時下自分を慰み者にした将校との再会から、再び身体を重ね合うまでの心理状態はどうだったかと考えてしまいます。過去のトラウマともなる体験も、身体にある記憶のために元将校の愛欲に細胞が反応してしまったように見えます。意思とは裏腹にという描写が生々しい官能さを感じます。
本作は強制収容所という人間にとっての極限状態を最小限に抑えて表現してるところが、秀逸です。それでいて、強制収容所で虐げられた主人公が復讐を行う前置きは非常に分かりやすいですね。戦時下での強者と弱者は時を経て、立場が入れ替わります。結局、狂気は昔と変わらなかったのです。この狂気というのが本作の原点であり、人の心とはなんと魔を持ってるのでしょうか…。退廃的な描写には圧倒されます。
若き日のシャーロット・ランプリングの演技にも注目です。当時から演出力はハンパでなかったと改めて思いました。
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