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恋するふたりの文学講座のtransfilmのレビュー・感想・評価

恋するふたりの文学講座(2012年製作の映画)
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+オルセン姉妹の末っ子にものすごく失礼な暴言を吐いてます。
オルセンが好き・オルセンに似てる・オルセン本人な方は読まないでください

サンキューハッピーモアプリーズの人(35歳)が、
女性大生(19才)と怪しげな関係になるコメディ。
会話の内容は面白くて、それなりに笑える映画。

この映画の原題はリベラル・アーツ。ようは文学部ってことだと思うけど、
実は、自分も小学校2年生のときに江戸川乱歩の「怪人20面相」を読んでいたくらい
本来の姿は文学少年なので、勉強になるかもと思ってみた。
別にオル10なんかどうでもいいです。オル10のラブストーリーなんかみたかないです。

で、この映画を見て思うのは、
会話の内容が面白いって、恋愛映画でも、恋愛抜きにした
こういう映画の脚本を書く時でもとても重要なことだと思った。
むしろ、面白いこといえないならもう会話なんかしなくていいじゃん。
というのは極端かもしれないけど、とにかくそんくらい会話が面白いというのは
重要なことだと感じた。自分ももし自作小説を書くときは、
会話の内容が面白いかどうかを常に気にしよう。
つまらない会話を書くくらいだったら、登場人物全員黙らせよう。

で、主人公はやわらかい感じのなかなか感じのいい俳優で、
ジョン・クラシンスキー系統かもと思う。なかなか好きな俳優かも。

ザック・エフロンも好きだけど、もうかれこれ映画を本格的に観始めてだいぶたつのに
いまだにザック・エフロンの存在がよくわからない。
彼の出演映画は毎年コンスタントに何本か出てるけど、
ものすごく目立つ存在ではないし、"ザックエフロン"というジャンルになってる気がする。
アダム・サンドラーみたいな存在なのかな。自分がジャンルになるっていいですよね。
自分もぜひジャンル化したい。

オルテンは、今までのイメージ通り、
話し始めると汚い下ネタを連発しそうなイメージしかわかなかった。
実際、この映画では一言も下ネタなんかいってないけど、
どうしてもふと目を離したすきに下ネタ言いそうなイメージがぬぐえません。
はっきりいって見た目だけの印象だけど、オスカーワイルドいわく
「見た目で人を判断しない人は愚か者だけだ」だし、
オルテンのラブストーリーなんて見てても全然ときめかないし、
中世ヨーロッパの時代にタイムスリップして、敵城を攻める機会があったら、
将来の自然破壊を見越して丸太を使わずに、オルテンの頭で開城します。

映画自体は結構面白かったんだけど、
オルテンが「私バージンなの」って告白したときに寝落ちしてしまったので、
まだ最後まで見てないので星はつけませんでした:)
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