静かに心に優しさをもたらしてくれる作品。
夏休み、おじいちゃんの家、そこでの友達…景色から何から何までツボ。男の子達の中での妹の扱いも「あるある」と、本当にどこにでもある風景が愛おしいものだと改めて…
台湾版ぼくのなつやすみ。
田舎の自然を背景に、冬冬くん(小6)の夏休みの日記を読んでいるかのような作品。
こういうのを懐かしむ感覚は日本も台湾も一緒なんだな。
また日本と景色もよく似てたりするし。
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本作のデジタルリマスター版をを観て、『菊次郎の夏』はこれがやりたかったんだろうな、と思った。その試みが上手くいったかどうかは、井出らっきょが全裸になるシーンしか覚えていないのでよく分からないのだが、…
>>続きを読むこう暑いと
アジア映画が観たくなる。
冬冬の夏休み、
とっても良い映画でした。
何が良いって
子供の感性の描き方。
まさにそう!と
頷いてしまう
侯孝賢監督の描き方。
大人がこうあって欲しい子供…
子どもの時は碌な遊びをしないけど、大人になってもやっぱり碌な事はしないんだよな、と冬冬の眼差しが突き刺さる。
そこには居なくても妹と歩く田舎の畦道や、小川のせせらぎの冷たさも、登った木から見える景色…
最高の夏休み映画、母親の実家がクソ田舎勢としては小学生のときに夏休みのたびに母親の実家に遊びに行っていた時のことを思いだしてなんとも懐かしい
都会の子供の玩具欲しさに亀競争を始める子供たちがなんとも…
冬冬的假期。
仰げば尊しで始まり、赤とんぼで終わる。いそいそと東京ディズニーランドへ向かう少年が登場し、ポストコロニアルな状況を観てしまう。日本人が観れば、郷愁というよりも、いささか居心地が悪いの…
©A MARBLE ROAD PRODUCTION, 1984 Taiwan