オカルト博士

パリ・ディストラクションのオカルト博士のレビュー・感想・評価

パリ・ディストラクション(2006年製作の映画)
4.0
パリ非常事態宣言!
ネズミの群れがパリの街を破壊する!

これはまるでネズミ版『スクワ-ム』ですね。

あらすじ~☆
パリの街でゴミ回収業者がストライキを起こしてる最中、大量のネズミが現れ人々を襲い始める…。

ネズミは狂暴です。動物実験で遺伝子操作したネズミに病原菌を植え付けたネズミの群れです。噛まれれば生死をさまよいます。

主人公はシングルマザ-の女医さん。
この女優さん、めっちゃタイプです!
きれいで可愛い~おっぱい大きい!
この女性と恋仲になるのはネズミ駆除業者の男性でイケメンで優しいです。

吹替えで観たんですが、どうも吹替えはセリフがクサイ感じですよね~。
この男性のセリフが…優し過ぎるんです。こんなイケメンで優しい男性なんかおるか~!!みたいに思ったりね。

主人公の家に男性が初めて晩御飯を食べに行った夜~食事も終わり、主人公が幼い娘に『もう寝なさい。』と言って寝かしつける。←ここで男は思うハズだ!これから"いい事"が出来るんじゃないか?…。しかし、この後、男性は帰るはめになる。外へ出て見送ってもらう時に男性は女性と見つめ合いながら女性の髪を触る。←そう、この髪を触る行為が男性の"君が欲しい!"どうしても抱きたい!サインなのだよ。この男性の胸中を大阪弁で訳すと…『なんでやねん!今日はめっちゃシタかったのに…どうしてもアカンの?なあ?なあ?ほんまにアカンの?…考え直してもらわれへんやろか?やっぱりアカン…??(._.)』と言って僕ならスネるでしょうね。

この映画ではネズミの恐怖を描いてますが、実際の話、人間がもし滅んだら次はネズミの時代になるんだそうですよ。例えば、核戦争が起きれば人類は滅ぶが、ネズミは滅びないみたいだし。今の世の中を見てると、そうなりそうで怖いですよね。

あっ、この作品めっちゃ良かったですよ。傑作☆